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古川 登



理学研究院 地球科学研究部門

理学部地球科学科 岩石・鉱物学教育研究分野

研究内容

岩石や鉱物の多くは,地球の内部で作られますが,その様子をその場に行って観察することはできません.そこで,実験室の中で,地下と同じような環境を作り出して,その中で岩石や鉱物がどのように作られたり,変化したりするかを調べる手法が用いられます.地球科学科には,アルゴンガスを圧力媒体に用いた高温高圧実験装置(圧力200MPa,(地下約6kmの深さに相当),温度1400℃までの環境を作り出すことができます.)があり,黒雲母や菫青石といった鉱物と,それと共存する熱水溶液との間で,どのような元素が選択的に鉱物に取り込まれたり,溶液に放出されたりするかを実験的に調べています.

また最近は,石灰質ナンノプランクトンの殻の形を結晶学的に解析し,その成因や殻の形の持つ意味や機能を解明することもおこなっています.

主な論文・著書

  • Furukawa, N. and Iiyama, J. T. (1990) Equilibre d'chamges des ions Mg-Ni et Fe-Ni entre micas trioctadriques trisiliciques, et solution chlorure hydrothermale 600°C sous unepression d'eau de 1000 bars. C. R. Acad. Sci. Paris, 311, Serie Ⅱ, 1431–1435.
  • Hiroi,Y., Grew, E. S., Motoyoshi, Y., Peacor, D. R., Rouse, R. C., Matsubara, S., Yokoyama, K., Miyawaki, R., Mcgee, J. J., Su, S. C., Hokada, T., Furukawa, N. and Shibasaki, H. (2001) Ominelite, (Fe,Mg) Al3BSiO9 (Fe2+ analogue of grandidierite), a new mineral from porphyritic granite in Japan. Am. Mineral., 87, 160–170.
  • 別府正顕・古川 登・廣井美邦 (2002) 泥質変成岩におけるスピネル生成部分融解反応:記載岩石学的および合成実験的アプローチ. 岩石鉱物科学, 31, 97–110.
  • 亀尾浩司・古川 登 (2004) 石灰質ナンノ化石FlorisphaeraprofundaとDiscoaster属の結晶方位解析-微小藻類が作る炭酸カルシウム殻の結晶構造とその意味-. 化石, 76, 23–31.
  • 森田秀彦・廣井美邦・古川 登 (2008) 泥質変成岩の部分融解におけるアルカリ長石と斜長石の花崗岩質メルトへの溶解過程. 岩石鉱物科学, 37, 96–109.

担当授業

普遍教育(教養科目)

  • 地学基礎実験 B
  • 地学基礎実験 D

専門教育

  • 地球科学基礎セミナー
  • 岩石鉱物学概論 I -1
  • 岩石鉱物学 I -1
  • 岩石学野外実験
  • 岩石鉱物学実験 Ⅰ
  • 岩石鉱物学実験 Ⅱ
  • 岩石鉱物学実験 Ⅲ
  • 地球科学演習
  • 卒業研究

大学院教育

  • 岩石鉱物学 IV

所属学会

  • 日本岩石鉱物鉱床学会
  • 日本高圧力学会
  • 日本分光学会
  • 形の科学会
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