コオリミミズ


雪や氷の中にすんでいるミミズがいるときくと,うそのように聞こえますが,たしかにコオリミミズと呼ばれる氷河の中にすんでいる変わったミミズがいます.アラスカやロッキー山脈など北アメリカの氷河や雪渓に分布しています.大きさは1~2cm程度で,黒い色をしています.雪の上で黒い色をしているので,結構目立ち簡単に見つけることができます.ただし,コオリミミズは夜行性なので,日中はみることができません.夕方,暗くなり始めると雪の表面へはい上がってきます.その数は多いところで1平方メートルあたり500匹にも達します.足の置き場もないくらいコオリミミズが雪の上に出てくるのです.彼らのえさは,雪の上で繁殖する雪氷藻類という藻の仲間です.


アラスカ・ハーディング氷原のコオリミミズ


赤雪の上に出てきたコオリミミズ.赤い藻類は彼らのえさになっている.


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